PRとはそもそも、どういう意味かご存知でしょうか? PRとはパブリック・リレーションの略で、翻訳すれば「公共との繋がり」です。
つまり社会に対して(実務としてはその代表者たるマスコミに対して)私たちはこんな活動をしています、こんな貢献をしています、こんな存在でありたいですと表明し、コミュニケーションを取り続けることがPR活動なのです。公益性を抜きにして、単に自分たちをよく見せる活動ではありません。この点は見失ってはならない、PR活動の土台になります。
多くの人がPRに期待することは売上アップや知名度アップですよね。企業が利潤を徹底追求するのは当然のことです。もちろんKMCもPRのプロフェッショナルとして、クライアントの利益を考えてPR活動を行います。しかしながら、公益性の観点を欠いたPR活動はかならず失敗します。重要なのは自分たちの都合と公益性とのバランス感であり、ここがPR会社の、技術が問われるところでもあります。
企業がはじめてのPR活動をする、それはちょうど、貴族が集う「社交界」デビューするのに似ています。名だたる王侯貴族と取引をしたいと考えるならば……相応しいマナーを身につけて、衣装をまとい、高貴に振る舞う必要があるでしょう。舞踏会の場で、いきなり自分の都合で商談を始めたりするようでは、誰からも相手にされなくて当然! きちんとした手順を踏んで、スマートに自己アピールをしましょう。そうすれば、自然とあちこちからお声がかかることでしょう。
KMCはクライアントの社交界デビューを成功させる会社です。次回、PR活動の基本となる「プレスリリース」について解説します。